



26歳。長女が誕生してから1ヵ月後のことである。突然病に倒れ、生死をさまよった。病床に伏し、この先の不安におびえながら、ずっと考えていたという。「これから俺はどうすればいいのか、何をやるべきなのか」と。
材木・製材業を営む家に長男として生まれた。物心ついたときから木に囲まれて育った。廃材でおもちゃを作って遊んでいた。「そんな環境だったし、親父や従業員の姿を見ていたから、自然と『自分も建築家になる』って決めてましたね」。
少年から青年へと成長しても、建築家になりたいという志は変わらなかった。高校卒業後は、大学の建築科で専門知識を習得。そして地元の大手ビルダーへ入社し、本格的に家づくりの道を歩み始めた。
「小さいころからの夢は叶ったんだけど、仕事へのこだわりとか、将来どういう風になりたいかとか、具体的な夢は持ってなかった。ただ数の仕事をこなすだけの毎日。で、病気で倒れてしまってね」。
幸い、手術は成功。仕事へ復帰できることに。ただ、療養中の間に、自分の仕事への、そして家族への思いは明らかに変わっていた。「自分が大きな病気になって初めて、健康でいられることの幸せや家族の大切さがあらためてわかったんです。そして、これから自分は、周りの人たちに健康で幸せな生活を過ごせるための仕事をしていきたいっていうことも」。
自分のできること。それは家づくりだった。体に優しい自然素材の家を手がけていこうと決意した。その思いを実現するために、29歳で会社を辞め、実家の材木店を継いだ。木材の買い付け・配達などをこなしながら、自然素材を生かした家づくりを追求した。
同志とともにPR活動やキャンペーンを積極的に展開、その魅力をさまざまな人たちにアピールしてきた。地道な活動の甲斐もあって、その良さは多くの人に知られ、受け入れられるようになった。
「環境先進国のドイツに行って衝撃を受けました。まだまだやらなきゃならないことがあるってね。自然素材の家づくりをさらに追求していきたい」。
設計事務所「ナチュラルワークスタジオ前川」の代表でもある。家づくりへの思いは、その名前に込められている。
「自然のあるがままに」。

2月7日(日)AM10:00~PM4:00 完成見学会 高松市檀紙町 F様邸 完成見学会 四国の木の家 外装 焼杉ブラック 漆喰 内装 杉 桧 ウッドチップ和紙 自然塗料 造付家具(洗面・リビング収納 他) お問い合わせ 0875-56-2050 前川


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